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それはそれは
本当に、華麗に、哀れなほど
な、音を立てて吹き飛んだ。
家に大穴が空いたんじゃないか、と思うほど…
現にKAITOは足が天井に向いている。
ミクオ「カイ兄なに真ちゃんの部屋の前でストーカーやってんだよwww」
ケタケタ笑うはKAITOを飛び蹴りで吹き飛ばした張本人。
真哉の双子の兄
直哉がマスターのミクオ 。
KAITO「ちょ…く、クオ君…朝の挨拶激し……じゃなくてマスターがっ」
慌てて飛び起きる。
ミクオ「ん?真ちゃんがどした?」
KAITO「マスターが直君におs…」
《ガチャ…》
真&直「「さ、さっきの音なに……?」」
ひょこり…と不安げな表情で顔を出した双子なマスター。
KAITO「ま、ますたぁああああっ」
真「か、KAITO…?」
半泣きで真哉に飛び付く。
KAITO「ますたぁっ大丈夫ですか!?」
真「なにが…?というよりKAITO…」
真哉はKAITOの頭をなでる。
真「……ものすごく大きなたんこぶが……」
KAITOはキョトンとし、恐る恐るそこに触れると…
KAITO「…………ぃ゛ぁ゛あああああああああああああああああ゛あ゛ああああああああああああああああああああああああああああ゛!!!!」
朝からBA☆KAITOの泣き声が響き渡った。
その中、直哉とミクオが意味あり気な表情で笑いあっていたり…なかったり…
真「泣かない泣かない…」
KAITO「あだま゛ぁああああああああああああああああああっぐお゛ぐんがぁあああああああああああああっ」
はいはい、となだめている真哉だけはいつもと同じだったり。
ただ、KAITO以外ちょっと今日は忙しいだけ…でね。
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