第六話「俺と幼女と終わるNEET」

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掃除をし水をかけ線香を焚き墓に手を合わせる ガチャ「ごめんな…ごめんな…」 俺にはまず懺悔の言葉しか出てこない それからこの一年間のことを報告する 今までどおり死んだように生きてきたこと その状況をまるで覆すようなこの一ヶ月の出来事 そして… 天満、お前と同じ守る人ができたこと ガチャ「それじゃ行くぜ」 帰る前に天満が好きだったお酒とカニカマを墓においてその場をさ ガチャ「おっと忘れてた」 墓の横に置いたもうひとつの石 これは生死不明のロリィのものだ 生きてる可能性もあるので一応墓ではなくそのへんにおちてた石を置いてある ガチャ「俺のお古のばんがいちだ、ありがたく読め」 その石の前に1年分を紐でくくっておいていく ガチャ「プギャー!!これでてめえは一生読めねえぜ!!」 ※この本は後に近所の子どもたちが責任をもって処分しました 去り際に一度振り返る ガチャ「今度は近いうちに来る、俺の守るべき人を連れて」 綺麗に掃除されたそのお墓は夕焼けを背に赤色に輝いていた
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