第六話「俺と幼女と終わるNEET」

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ガチャ「死ぬかとオモタ」 骨が折れようが死にかけようがギャグモードでは死ねないのがネタキャラの定め ニジ「何で生きてるのよ」 ガチャ「残念ながらここは俺の死に場所じゃんないらしい」 そう、ここは俺の死に場所ではまだない 俺にはまだ死ねない理由がある 奈土「早く上がりなさいよ!遅いわよ!」 ガチャ「そう急かすな」 108段 この石段は運動不足の俺を含めNEETの敵だ 俺フリーターだけど ニジ「ガチャ…」 最近ニジのメイドの「ご主人様」同様「ガチャ…」しか言わないシーンが多い気がする そこはそうあれだ これからの展開がどうにかしてくれる ガチャ「どうした?怯えたような顔をして?ニジらしくもない」 ニジ「なんだかこの先に行くのは嫌な予感がするの…」 ガチャ「何いってんだ?お前のためなら残りの半分くらい抱えて登ってやる!!」 俺はニジに三度目になるお姫様抱っこ ニジ「一人で歩けるわよ!!おろしなさいよ!!」 ガチャ「そんな真っ赤な顔で言われたら下ろすわけにはいけないな」 ニジ「なっ!!!」 本人は気付いていないがすごい顔は真っ赤だ で、初期設定にあった狐耳はピンと立ち狐尻尾はぶんぶんと振り回されている うむ、こういう演出って文字で書くと難しいね かく言う作者もプロットを山場突入で見直すまで完全に忘れていた ニジ「いいの!おろしなさいよ!!」 ガチャ「だが体は正直だぜ?」 ニジ「2496757回死ね!!」 奈土「卑猥…」 白「あらあらいいことではないですか」 奈土「白ぅ…あんたは楽観的ね…幼女が蹂躙されようとしてるのに」 白「ガチャはそんなことはしないわよ」 ワンテンポ遅れて次のセリフが来た 白「あの人ととは戦ったことあるからね、ガチャはそんな人ではないわ。昔とは変わってしまったかもしれないけど芯の部分ではまったく変わってない、そう見えるだけよ」
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