第六話「俺と幼女と終わるNEET」

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ニジ「あんた…死ぬんじゃないの?」 とにこやかに言われた ガチャ「こういうときは木の枝に結ぶんだ」 ニジ「あれ?こういうのはいい時だけ結ぶんじゃないの?」 ガチャ「どっちもだよ、悪い時も結ぶ」 いいくじが出たときは枝に結ぶ これは江戸時代からある風習で枝に結ぶことで「神様と縁を結ぶ」事になるんだとか 逆に悪いくじだった場合も枝にくくる こっちは自分の利き手とは逆で結ぶことで困難な修行に打ち勝ち凶を吉に変えるとかどうとか 本当か知らないが専門家や本職の方々でもいいのは持って帰るべきとかそうじゃないとかいろいろあるから自分が好きな方でいいんだろう 俺の利き手は日本の大多数の人同様右手 左手四苦八苦しながら結ぶ 一方ニジは ニジ「うーーーーーーーん!!」 頑張って枝に手を伸ばそうとするニジマジかわええ このまま性的な意味でお持ち帰りしたいぐらいだ ガチャ「背中を貸そう」 今の俺のポーズを一行で説明するなら orz 合法的かつ周りの目からも温かい目で見てもらえる踏まれる最高のシュチュエーションだ!! ニジ「いや、それあんたが喜ぶだけだし下からパンツ見る気でしょ」 ガチャ「俺はそんな邪念の塊じゃない、さぁ踏んでくれ」 ニジ「邪念の塊じゃない」 ガチャ「そういわずに踏んでくれ」 ハァ…とため息をついたニジは俺に強力なカカト落としをする今の俺を一言で説明すると水魚のポーズ うーん、ゲームセンターあらしとか今の若者に分かるんだろうか そもそも作者も年齢的に知ってるのはおかしい ニジ「満足…?」 ガチャ「ありがとうございま…ふぅ…」 ニジ「もういいからおんぶ…しなさいよ」 ガチャ「イエスマム」 俺はニジを背負った この状態 専門用語を使うならあててんのよである おっぱいの感触が背中にダイレクトに! ダイレクトに… ダイレクトに… ニジ「今あんた私の胸がないとか考えてなかった」 ガチャ「そんなことないです、神に誓って」 ニジ「ならいいけど…」 ごめんなさい 思ってましたしっかり ニジ「ねえガチャ、これって神様と縁と結ぶって意味があるのよね」 ガチャ「そうだ、せっかくいいおみくじなんだからしっかり叶えてもらわないとな」 ニジ「…」 ガチャ「どうした?」 ニジ「やめよ、やめ」 ニジは無理やり俺の背中から降りると社務所に走っていった ?状態で立ちっぱの俺
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