第六話「俺と幼女と終わるNEET」

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そうか、それがお前の、その能力か AZの姿が消えた ガチャ「…」 AZ「音が聞こえない恐怖…五感の一つが失われたあなたに…」 ガチャ「…」 そこだ 音はしないが マックスエボリューション マックスエボリューション とベルトから音声が発せられているはずだ 俺の左腕と右足が赤褐色に輝く 俺の直感が知らせる お前はそこにいる! マックスエボリューションで強化された足で一足で右側の公園の木に近づく そしてそのまま木を貫通する全力パンチで木の影に隠れていたそれを俺は右手で捕まえる 捕まえた、俺はお前を捕まえた やつの顔は相も変わらぬ憎たらしいニヤケ顔だ AZ「なるほどなるほど、弱体化してもこの強さ」 右足でのかかと落とし ぐしゃっと潰れたAZに止めの頭への左手での直突き 背筋へのひやっとした感覚が引いていく 終わった AZ「これで…一つ潰しました…」 マフラーで右足の冷却が始まる しかし、一度に冷やせる一箇所 俺の左腕を侵食するかのような高熱が襲う AZ「いいことを教えましょう…守るべき人から…『離れて』よかったんだですか…?」 迂闊だった ニジが危ない!! AZの体が灰になり崩れていく まだAZが数人この近くにいる!! ガチャ「奈土!!」 奈土「交通規制はできてるは!全開で行きなさい!!」 ガチャ「パッソォォォォォル!!」
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