第六話「俺と幼女と終わるNEET」

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マックスエボリューションで左足と右腕が輝く 次は右腕かな だがそんなの関係えねぇ!! 全体重を乗せた回し蹴り 倒せないまでもこれで敵の能力を解除できるぐらいまでは!! AZ「危ないですね」 やはりそれも軽々と右手で止められた そこまでは予想通り なんたってやつの力は二人分 一人分で止められたものが止められないはずがない なら俺の攻撃は好きを生じぬ二段構え!! だからさらに勢いと体重を乗せた右手でのぶん回し気味の… ストレート!! 叩き込む! 受け止められた右足が握撃されたみたいに痛いが… ぶっ壊れたって構わん!! 俺の右ストレートは綺麗に決まった AZの脳天を的確にぶん殴り 体ごと吹き飛ばし 当たった木々をへし折りながら 山に流星でも衝突したような穴をあけて静止した AZ「Pain…それが私の能力…相手の痛みを増幅し…苦しめる力…」 さっきまでの激痛が嘘のように引いていく おそらくやつの能力の支配下から開放されたからだ すかさずマフラーで左足を冷却しながらやつに止めを刺すべく近づく AZ「ふふふ…」 ガチャ「何がおかしい…?」 AZ「これで両腕をあなたは失いました…そしてあなたの限界は私二人分を倒すのが精一杯…」 死にかけている だがやつのニヤケ顔はさらに不気味ににやけていく AZ「SとPの私が倒れたことで…次の私は3人分です…」 やつの瀕死の体にかかと落としで止めを刺す ガチャ「わかってるさ、そんなこと」 やつの体は灰のように崩れ去り風に乗って消えていった
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