37人が本棚に入れています
本棚に追加
そのまま私たちも二階に上がった
ガチャは一階で安静にしている
博士「さぁて、これからが勝負だな」
さっきの戦闘から30分ぐらい立っている
奈土お姉さまの予想では1時間以内にあのにやけ顔の男が襲撃に来るらしい
ニジ「ねえお姉さま…あの男はなんなの」
奈土「…昔の敵よ」
ニジ「あんなのが何人もいるの…」
奈土「最大で24人、それぞれがAからZまでの頭文字をもつ能力を一つ所持しているからAtoZ、詳細は私たちも知らないわ」
ニジ「次のあいつは強いの…?」
奈土「少なくともさっきのあいつよりはね…」
過去の詮索はしない
ただひとつだけ確認しておきたいことがあった
ニジ「天満…ってだれなの?」
グサッと何かが突き刺さったようなリアクションを取るお姉さま
まるでガチャみたいというツッコミは空気読んでしな
奈土「ガチャの昔の恋人よ」
ニジ「その人は…もう…」
奈土「AtoZに4年前に殺されたのよ…」
ニジ「そうなの…」
これ以上は聞かない
聞くときはガチャに直接聞くことにした
博士「おっと、雑談してる暇はもうなさそうだ」
最初のコメントを投稿しよう!