第七話「俺と幼女と…」

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10分前 ガチャ「いいからテーピングだ!!」 奈土「わかってるわよ!!」 すでに両手両足は包帯でぐるぐる巻きだ さらにモルヒネを打って痛みを完全に緩和した 博士「駄目だな」 ベルトを整備中の博士は頭を抱えている ガチャ「やっぱ無理か」 博士「マックスエボリューションは使用できない、エクスプローションなら使用できるがな」 それも想定の範囲内だ 博士「いいか、もう一度言っておく、30秒だ、それ以上は俺は知らん」 ガチャ「わかってる」 奈土「もお!!どいつもこいつも男ってのは!!」 ぎゅーーーーーーーっという擬音が聞こえそうなほど俺の右腕を包帯で縛り上げる 奈土「絶対に…絶対に帰ってきてよね…」 俺は奈土の頭を撫でてやった 感覚がないからちゃんとなでれてるかはわからない 奈土「馬鹿…ガチャの馬鹿…」 ガチャ「行ってくる」 博士「ああ、死ぬなよ友よ」 ガチャ「俺を誰だと思ってやがる」 博士「この街最強の男だよ」
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