第七話「俺と幼女と…」

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俺の直感が言ってる まずは右だ 仮定ではあるがこいつの武装が5年前と同じと考えるなら… 獲物は超振動ナイフ プログレッシブナイフみたいなもんだ 振動によってあらゆる物を切り裂くナイフ 威力が絶大なのは言うまでもない 振動とはそれほど強力なのだ だが、その威力に相応しくエネルギーの消費が激しいため短期決戦でしか使えない つまり、今回のような消耗品のように使われる戦闘員にしか装備されない 逆に考えれば… こいつらはザコだ!! ガチャ「一つ!!」 物陰から右から来るやつを魔剣で一線 二人「「上」だ」 右手で魔剣を振っているからこっちの手は使えない なら左手だ 左手でマント裏のナイフを取り出してそれを上にかざす ガン!! という音が響く 目視してはいないが音とナイフにかかった重さがものわたる 決まった ガチャ「二つ!!」 博士「およそ10ってとこか」 ガチャ「奈土は持つのか?」 博士「安心しろ、倒れて動けなくなってもあの中は安心だ」 ガチャ「なら、遠慮無く行くぜ」
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