第七話「俺と幼女と…」

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合わせ鏡の世界が無限の世界を形作るように 現実における運命も一つとは限らない ガチャ「ニジ!!」 目の前の扉を蹴り破る モニターに浮かぶ俺の現在位置とニジの現在位置が重なる AZ「役者が揃ったようですね、この子の誘拐から一時間も経っていない…期待以上ですよ」 AtoZの顔はにやけている いつも以上に… それはすでに歪んいるようにも見える いや、こいつ自体がすでに歪んでいる 常軌を逸している ガチャ「ニジ!何もされてないか!!主にHなこととか変態なこととか陵辱とか色々!!」 ニジ「何で来たのよ!!逃げて!!」 キャンセル!! ベルトから変身解除を知らせる音が響く ガチャ「こいつに誓ったから」 あの時貰ったお守りは紐で通してずっと首に吊るしてきた こいつは俺の嫁から貰った大切なものだ そして俺の勝利の女神だ ニジ「バカ!!なんでこんなとこ…こんなとこに…」 ニジは泣いている AZ「さっきまで気丈に接していたのにやはり強がりだったのですね」 ガチャ「俺の嫁は…みんな強気なんだよ!」 ニジ「馬鹿…そんなボロボロの体で勝てるわけないじゃない…」 ガチャ「例えな…例えこの体が動かなくなろうとな…こいつだけは許さねえ」 AZ「最終決着といきまそうか?」 ガチャ「…行くぜ」 ニート!イグニション! ガチャ「変身!!」 ニート!イグニション!! フルクロス!! 俺はいつもどおりゆっくり腕を相手に向け指をさす そしてそれとはワンテンポ遅らせて顔を向ける 俺と幼女とバトルもの 第一章「仮面ライダーNEET編」 最終話 俺と幼女と 「さぁ、お前の嫁を数えろ!」
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