第七話「俺と幼女と…」

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AZ「なんの小細工かは知りませんか見た目が派手になっただけでは(ry」 ガチャ「見た目だけかな?」 AtoZには一瞬で近づいたように見えただろう 驚いたAtoZは右のストレートを咄嗟に出す それに合わせて俺も右ストレートを合わせて出す AZ「力でこの私に勝てるとでも?」 ガチャ「見くびるなよこのアブノーマル(異常者)」 激突する互いの拳 均衡などありはしない あるのは弱いものの破壊と強きもの勝利 砕け散ったのはAtoZの右手 グシャっという生々しい音を立ててそれは大量の血液を吹きながらグシャグシャになった AZ「これならどうですか!!」 普通なら悶絶するような痛みがAtoZを襲っているはずだ だが、そこはブレない 残された左手で俺の仮面を掴む そしてそのまま握りつぶそうとする ガチャ「その程度で…」 左手でその腕を掴んで頭から引き剥がす ガチャ「俺のニートエクスプローションが…」 業火と化した俺の腕がAtoZの腕を焦がす ガチャ「潰せるか!!」 手首からその腐れニヤケ顔の左手をへし折る そして… 蹴り飛ばして距離を取る! AZ「まだまだですよ!!」 すぐさま態勢を立て直し… 両腕をやられたAtoZの体当たり 全速力でこっちへ向かってくる こちらにとってもパワーが上がったとはいえ耐久力はむしろ下がった これを食らうわけにはいけない! 避ける? 叩き潰す? 受け止める? 違う!それはどれも俺の道ではない!! 探しだせ…!俺だけの光の道! そこに俺の勝利は存在する!!
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