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ニジ「ガチャ!!ガチャ!!」
何度呼んでも目を覚まさない
どんなに抱きしめても目を覚まさない
傷だらけになったガチャは死んだように横たわっている
ニジ「起きて…起きてよ…いつもように無理やり抱きしめてきてよ…」
彼はもう動かない…
少しづつ減っていく体温…
それがわかる…
AZ「どうやらチェックメイトですね」
この状況でその男は平然と扉をあけて入ってきた
AZ「私としても予想外でした、まさかこれほどまでに苦戦するとは」
男はニヤケ顔でこちらに近づいてくる
一歩一歩確実に
まるで仕留めた獲物を確かめに来るかのごとくゆっくりと
AZ「ですがこれももう終わりです。本来の目的は既に達成され…この私情による復讐も全て終わりです」
私たちの前に立った男の顔はまるで歪んでいた
右手には青龍刀のような刀
それをガチャに向ける
ニジ「ダメ…!!」
私はガチャに多いかぶさるようにガチャを守ろうとした
だって私は守ってもらったんだから…
今度は私がガチャを…!!
AZ「感動的ですね、いいでしょう私からの手向けです。一緒に殺してあげますよ!」
AtoZの狂剣が振り下ろされる
その時、不思議なことが起こった
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