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?「パーソナルデータ、AtoZを敵性と判定」
私たちを守ったのは薄紫色の髪でメガネをかけた女子高生のような制服をきた少女だった
振り下ろされた青龍刀はその少女の細い腕に掴まれて万力のごとく刺さる寸前で固定されている
?「要救助者二名、一名は生命活動が停止しようとしている。即急な対処が必要、マスター」
マスター?
?「そう、僕だ」
いきなりメガネをかけた男が後ろから私の顔と顔を並べた
あまりにも突然だったのでその場から飛び退いてしまう
AZ「何故?何故あなたが生きている?何故?何故です?」
さっきの戦闘同様AtoZの腐れニヤケ顔が消える
いや、さっきとは違う
これは…憤怒?戸惑?
AZ「あなたは!!あなたは八幡様に殺されたはずだ!!ロリィ!!」
ロリィ…?
ロリィ「僕は君にこういうだろう…残念だったな」
怒りに震え油断したAtoZは少女に顔面を鷲掴みされて壁に叩きつける
AZ「貴様!貴様!貴様!」
AtoZには今までのような人を上から見下すような冷静さと冷酷さを感じ無い
ロリィ「奈土っち聞こえてるな、そりゃ通信を無理やりこっちから送ってるんだから聞こえるよな」
奈土「聞こえるわじゃないわよこのクズ!ド低脳!!4年間もも音沙汰なしで!!生きてるんなら連絡の一つぐらいしなさいよ!!」
ロリィ「小言はあとでしっかり聞いてやるよ、だがその前にやることがあるだろう?」
奈土「相変わらず嫌なやつ…」
ロリィ「AtoZは僕が相手しよう、ガチャとレディーをそっちに運搬するからさっさと連れていってくれババア」
奈土「あんた次はぶち殺す」
ロリィ「その時が来ればな」
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