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第八話「俺×変身×力＝正義」
あの戦いから３ヶ月
街は平穏を見せているが裏の部分では大きく変わってしまった
AtoZ…
あの男の本来の目的はガチャへの復讐ではなく…
この街での怪人の大量生産だった
能力に差があるもののその数はおよそ調べられただけで５０
そして、今日までに駆除できたのはわずか５人
いや…５体
まだまだ私の休みは来そうにない
５月末日 奈土中佐の手記より
力「やっとついた…」
小高い山を登るとそこは絶景
崖越しに街の風景が広がっていた
決して都会と言うわけでもない
だが田舎というわけでもない
これから発展するといういい街だ
力「いい街だ、気に入った」
あいつもここに来ているのかな？
新しい街…
わくわくするな
アーツ「気に入らない」
車の中でひとり呟く
スキルは俺の顔を見ながらまたかて顔をしている
本当に気にいらない
このまだ先があるという街の風景が
ここに住む全ての人間が
スキル「また、気を害してるんですか？」
アーツ「こういう活気のある街は俺に不愉快だ」
スキル「そういう考え、あまり良くないと思います…」
やつももしかしてこのまちに来てるのか？
全く、嫌な予感しかしない
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