第八話「俺×変身×力=正義」

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アーツ「こんなところに拠点をおいてるとは無用心だな」 駅と商店街のど真ん中 こんなところにある凄井電気店とかいうこの雑居ビル なんでも今世紀最大の天才が一人で住んで研究をしているとかどうとか アーツ「本当にこんなところにすんでいるのか?」 いや、冗談とかではなくほんとに無用心すぎる こんなとこに本当にいるのか? と思ってたら建物の三階ぐらいの爆発した アーツ「おい、あれ大丈夫なのか?」 スキル「だ…大丈夫じゃないんじゃないか、な?」 もくもくと黒い煙を吐き出す建物 スキルはあわわとギャグマンガのキャラみたいにあわてふためいているが俺は動じない 次の瞬間までは 建物の上層部が大爆発 おそらく最上階っぽい部分が閃光と共に吹き飛ぶ そしてその中から飛び出す人影 それは重厚な金属音を響かせながら隕石のごとく地面に激突する ?「ふぅ、また失敗か」 その巨漢に溢れる機械的なボディー まさしく俺の求めているものがそこにあった キャンセル… 機械音声が響くとともにその巨漢は消え失せ中からヒョロとした男が姿を表した スキル「あれが…伝説の男…」 スキルは目を輝かしてその男を見つめている 馬鹿らしいがどうやら噂通り 頭はおかしいが腕は世界一 あのライダースーツ 仮面ライダーマッドサイエンス 確かに…戦闘に特化された最強の仮面ライダーと言われるだけはある アーツ「あんたが凄井博士か」 博士「フルネームで呼ばれるのは久しぶりだな」 男は下がったメガネをかけなして俺達の方を向いていた
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