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博士「なるほどな、チーム名は二人のコード名を繋げたものだったのか」
スキルアーツ
この三ヶ月
ガチャへの復讐劇を始めに活発化した謎の怪人組織『おなべのふたのそこ』の活動
それと合わせて動き出したのが自衛隊
今奈土が管轄している組織はその一つだ
そして組織とは別に動いている組織
いや、個人が動いている
その一つがスキルアーツ
どこで手に入れたのかしらないが俺とロリィが手がけたライダースーツの一つ
仮面ライダーガンスを使い各地を移動しながら怪人たちを倒している二人組といえば最近俺達の世界では有名な話だ
もっとも有名なのは裏の部分だがな
金のためならなんでもやる
そういう外法の輩としてだが
博士「で、俺のとこに来た理由はこいつのセキュリティー解除か?それとも別か」
スキル「博士さん…ごめんなさい」
アーツがいきなり袖から出したデリンジャーを俺の頭につきつける
アーツ「渡してもらうぞ、お前のライダースーツ」
博士「なるほどな、マッドサイエンスが狙いか」
アーツ「それだけじゃない、仮面ライダーNEET、仮面ライダーLLLも渡してもらおうか」
博士「なぜそんなことをする?」
アーツ「俺には力が必要だ、あの組織を倒すにはガンスなんてライダーは力不足だ。だから!!」
博士「無理だな」
やつは俺の眉間を銃で小突いた
今にでも撃つぞと言わんがばかりに
だから本当のことを突きつける
博士「正確に言おう、お前には無理だ。その全てを扱うことができん」
アーツ「どうやら死にたいようだな」
博士「12時間待て、そうすればマッドサイエンスは動かせる。それで全てを証明する、もう一度いう、『お前には無理だ』」
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