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奈土「街を観光したい？いいわよ、ついでにパトロールでもしてきたら？」
と、お小遣いまでもらってしまった
一万円か…
一万円…
今日の食事用のうまい棒を調達しに来ただけなのにこんな大金どう使おうか…
まぁ半月ぐらいは滞在するんだし街中ぐらいは把握しておく必要があるだろう
というわけでホイホイと裏町商店街に来ていたのだった
力「で、ここはどこだ」
田舎は目印が少なくて困る
あと主要都市なのに駅とか商店街が離れまくってるのが拍車をかけてるな
だがそこがいい
それにしても平和な街だ
こんなところがおなべのふたのそこ最大数の怪人がいる拠点とは思えな
ザコーズA「キー！！」
紫豚「キャーーー！！私のガンダム（ストライクフリーダムガンダムパーフェクトグレード）がぁぁ！！」
そうでもないらしい
目の前には下級怪人三体
『変身』する必要もない
力「おい」
一体の肩を鷲掴みして俺は止める
ザコーズB「なんだてめえ！！」
ザコーズC「俺達の姿を見ても…」
力「そぉい（軽）」
大外からその足を刈る
力なんて必要ない
ただ相手のバランスを崩す
そのまま地面に叩きつける
ザコーズになるやつらは基本チンピラ程度の戦闘経験と技術しかない
故に…グラップラー（武闘家）なら生身でも十分倒せるのだ
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