第八話「俺×変身×力=正義」

14/20
前へ
/192ページ
次へ
仮面ライダーLLL 俺が最初に作ったライダースーツだ 特出した攻撃力もなければ装甲も防弾チョッキ程度の気持ち程度の防御力しかない その代わりに装備されているのは100を超える武器… いや、装置とでも言うべきか… 戦闘力が皆無とも言えるこのライダーを最強のライダーにしたのはそれを扱うロリィが特別だったからだ 仮面ライダーニート こいつは戦闘能力と操作性はピカイチだが装着者の負担があまりにも大きすぎる そのためガチャにしか使いこなすことはできなかった そして仮面ライダーマッドサイエンス こいつは最強の兵器ではあるがバッテリーの持ち時間と操作性の関係上製作者の俺でしかまともに動かすこともできない 博士「というわけだ」 スキル「使い手に合わせた特化思考…特化したが故の戦闘性能…」 博士「そうだ、こいつは誰でも扱えるようなものじゃないどころか完全にオンリースーツなんだ」 アーツ「なら今から俺に合わせればいい」 博士「お前は何を聞いてたんだ?この阿呆」 アーツ「喧嘩売ってんのか?買ってやるぞ?」 再び銃を付きつけられる 同じことを何度すればいいのか… スキル「アーツ、素が出てる素が」 アーツ「くそ…!」 銃を下ろして再びパイプ椅子に深く座り込む 博士「こいつらは乗り手の天才的長所を含めた上で俺の技術でそれを昇華させ…」 アーツ「ぐだぐだと御託を並べてないで結論からいえ、そのほうがスッキリする」 博士「お前では無理だ」 アーツ「マッドサイエンティストってのは話すことが周りくどいな…」 博士「スキルは見所がある、お前のような凡人には勿体無い技術者だ」 スキル「それは違います!!」 バンっとスキルは目の前の作業台に手を叩きつけた そして咄嗟にやったために腕が痛くてのたうち回ってる スキル「いたたた…」 アーツ「馬鹿かお前は…」 スキル「で…でも…!私は今の発言には納得できません!!」 そのとき、アーツが動いた 俺はまたこりもなくまた頭に銃を突きつけて撃つぞ撃つぞ詐欺を受けるかと思った だがどうやらそうではないらしい
/192ページ

最初のコメントを投稿しよう!

37人が本棚に入れています
本棚に追加