第二話「俺と幼女と初任務」

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ガチャ「ふもふもうるせぇ!!」 速攻で近づいて全力パンチを叩き込んでやった 一機が吹き飛んで近くの民家に大穴を開けて突っ込んでいった 他の二機はあまりの速さでなにが起きたかわかってないようだ ガチャ「いかんいかん…また世界を縮めてしまった…」 決まった… かっこよすぎるだろ俺 この強打のために伸びきった腕 完璧な足さばき そしてこのポーズ! 芸術的だろ! 奈土「馬鹿!左上方くるわよ!」 残りの二機の腕がその間にいた俺に向かって振り下ろされる ズドンという音とともに送られていた映像が乱れた 奈土「だめねえ、安物は…博士に頼んでいいのを取り付けてもらおうかしら」 ニジ「ちょっと!そんなことよりガチャが!ガチャが!」 奈土「安心しなさい」 奈土はマイルドセブンを一本取り出して火をつけた 奈土「あいつはスペシャルなのよ」 ガチャ「その程度か」 映像が回復した ガチャの声とともに写った映像は… 両手で敵の振り下ろした腕を防いでるガチャの姿だった ニジ「ねえ、あれって見掛け倒しなの?」 奈土「いいえ、5tぐらいの威力があるはず」 ニジ「両方あわせて10t防いでるの?」 奈土「そうなるわね」
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