第三話「俺と幼女と裏町商店街」

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俺説明中 決して少女祈祷中ではない ガチャ「かくかくしかじかでオラオラで無駄無駄だったんだ!」 博士「なるほど、理解した」 ガチャ「さすが心の友!お前なら信じてくれると信じていた!」 博士「自首しろ、世界のために」 ガチャ「オンドゥルラギッタンディスカ!!」 ニジ「ごめんね、これ以上話を伸ばさないためにこのクズのために弁解するけど本当なのよ」 博士「本当なら仕方がない、で、なんのようだ?俺は忙しいんだぞ」 ガチャ「山陰女子高校謹製の『ネコヤナギ』か」 奥のドックには丸型の巨大な胴体(コクピット)にその横に吊るされた両手足があった 山陰女子学園 うちの近くの女子高で昔から青春女子学園と犬猿の仲で幾度と衝突している この地域での高校同士のいわゆる喧嘩 『戦争』と呼ばれているがこの二校だけはいまでもそれが続いている ガチャ「懐かしいな、俺も高校時代にはこいつに苦労させられた」 博士「昔と同じに思うな、今の『ネコヤナギ』は俺たちの戦争時代よりも高性能だぞ」 ガチャ「ああ、学生の進化とはすごいものだな」 博士「特にこいつは特別だ、俺が作った機体だからな」 ガチャ「見れば分かるよ、明らかにオーバースペックだろ?」 博士「それを扱える生徒がいるってことだろ、クライアントの要望通りのスペックだな」 ガチャ「俺達ロートルには分からん世界だな」 博士「おまえが言うな」 ですよねー 博士「話を逸らすんな、用がないのならこいつの仕上げで忙しいから帰ってくれよ」 ガチャ「そう邪険に扱うなよ、お前がいつも忙しいのは知ってるよ、もっともお前の興味を引く物の範囲だがな」 博士「お前がアポなしでここにくるときはベルトのことか厄介ごとを持ち込んでくるときのどちからかって相場が決まってるしな」 ガチャ「今回は前者だ」 俺は博士との間にある作業台にそれをおいた
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