第三話「俺と幼女と裏町商店街」

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仮面ライダーNEETに変身するためのベルト そして最近おもちゃ屋で入手した仮面ライダーWのダブルドライバー 博士「またか」 ガチャ「ああ、まただ」 今まで使用してきたベルト こいつは仮面ライダー剣のプレイバックを改造して初期のベルトの昨日を移植したものだ だがほとんど原型をとどめていない 変身のさいはデータカードを利用している ガチャ「次はUSB式にしたいんだ」 博士「まぁカードよりは安定してそうだしその仕事引き受ける」 ガチャ「ついでと言っては何だが」 博士「まだなにかあるのか?」 ガチャ「マックスエヴォリューションの使用回数制限解除とクスプローションの解除も頼む」 博士は急に難しい顔して黙り込んだ 言いたいことはわかってる やつなりの俺への配慮だろう 博士はニジを少し見つめた ニジは見られて「へっ?」って感じをしていた 博士「守るもの、できたんだな」 ガチャ「ああ」 博士「そうか」 ガチャ「そうだ」 博士「昨日奈土から連絡があってある程度のことは知ってるし今日来ることも予想できてた」 ガチャ「あいつはやっぱ優秀だな」 博士「奈土はおそらく言ってない、いや、言えなかったと思うから親友として俺から言わせてもらう」 奈土から連絡があってもなくてもベルトの改修の件を切り出せば博士は絶対に聞いてくる 博士「あの幼女は天満(あまみ)のでもなければその代わりでもないぞ」 まるでナイフを突きつけられたような感触 博士は遠回しなんて絶対にしない ストレートに聞いてくる もちろんそれは博士が俺を親友として、戦友としてみてくれてるからだし心配してくれてるからだ それがわかってるから精神的に来る ガチャ「わかってる」 だからこそこれだけはしっかり答えてやる 博士「おしわかった、もう何も言うまい。ただし無理しないことが条件だ」 ガチャ「ああ!任せろ」 博士「ばーか、どうせ無理する癖に」 やっと博士が笑った 博士「エクスプローションの件は奈土には黙っといてやるよ」 ガチャ「それは助かる」
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