第三話「俺と幼女と裏町商店街」

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ベルトを博士に預け一路洋服店街に 博士「最優先で進めておく、二時間後には完了しているだろう」 とのこと やつは3回に1度爆発事件起こすマッドサイエンティストだが腕は確かだ ちなみにコスプレ屋に騙して連れて行って巫女服せてハァハァしてボコボコにされるという展開は 一時間前に通った道だ!! 今は普通の店で店員さんに見繕ってもらったものを着替え室で試着中だ それにしても女というのは不思議な生物だ 一つ洋服を買うだけで時間をかける 男ならしまむらで速攻なのだが女性はそういうわけには行かないらしい ちなみにこの時間は男の俺にとって店内の商品で見るべきものはとっくの昔に見終わってタバコが吸えないという苦痛でしかない その上服を自分で選んで試着しては「どう?」って聞いてくる 自他共に認めるファッションセンスの無さなので「いいんじゃない?」とそっけなく答えるとムスとした顔をして一発顔にパンチを入れて次の服を探しにいく で、結局は無能と役立たずのレッテルを貼られた上で店員さんの選んだ服を試着という結論に ごめんなさい… こういうときどういう顔をすればいいかわからないの… まったく、女って生き物はよくわからん 重要なので二回言った ガチャ「まだかぁ?」 カーテン越しに声をかけてみる ニジ「ちょっと待ちなさいよ!絶対に開けるんじゃないわよこの変態!」 その手があったか! 目の保養目の保養!! とカーテンを開けようとした瞬間カーテン越しに目をつかれた ガチャ「ああああああ!!めがぁぁぁ!!めがぁぁぁぁ!!」
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