第三話「俺と幼女と裏町商店街」

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ひどい目にあった 二回のマックスエボリューションで全身が痛い モヒカンには襲われるし怪人には襲われるし銃殺されそうになるし マジで厄日だ あれからニジは口を聞いてくれない せっかく家に帰ったのに気まずい雰囲気 いったい何が悪かったのか… わからない… 全くわからない!! ガチャ「腹へったな、よく考えたら朝から何も食ってねえし」 ニジ「どうぞ」 おお!早い! まだ家に帰ってから2分と経過してないぞ!! ニジの手作り料理を食えばまずかろうが俺は元気に!! 元気に…! 元気に? ガチャ「なに…これ?」 ニジ「栄養満点のドッグフードよ」 ガチャ「先生!今の僕には…理解出来ない!」 ぼくらの風に訴えてみる ニジ「あら?犬にも劣る畜生の分際でドックフードよ?感謝しなさい」 なんてこった… 俺の勇気が砕かれる… ガチャA「こんなこともあろうかと!!」 脳内のガチャAが俺に叫ぶ そうだ!!俺には秘密兵器があるんだった!! ガチャ「なぁニジ、さっきの箱開けてみろよ」 ニジ「なによ、もので私を釣ろうっていうの?」 ガチャ「いいから開けてみろよ」 ニジ「つまらないものだったら明日からキャットフードだから」
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