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『まぁ、アレです。取り敢えず縄をほどいてください、って奴です』
そう言うと暫く政宗が何か考えた後に口を開いた。
「ほどいてあげなくはないが、条件付きだ」
『なんで!?私なんも悪くないのに条件付き!?』
「俺達がもとに戻れるまで住む場所を提供しろ」
『そしてスルー!?無視しちゃう!?』
「よし決まりだ。小十郎、縄をほどいてやれ」
『私まだ何も言ってないよね!?…まぁいいけどさ』
小十郎が縄をほどくと私は手をグッと上に伸ばした。
「ところで神子兎殿は一人でこの家に?」
『んー、そうだよ。引っ越したばっか。一人暮らししてて、そのマンション、家賃が厳しかったの。そこで私の親戚の金持ちボンボンが、この家を持ってて、家賃いらないしガス代、水道代、電気代全て無料でこの家を提供してくれたの』
「ところどころ知らない単語が出てきたが、理解したでござる」
幸村がグッと親指を立てて、こちらに向けた。
『いい子だ。よしよししたげるからおじさんねところにおいd…すみません、謝るからそんな目で見ないでぇぇぇっ』
佐助が怖いです、はい。
取り敢えず同居していきたいと思いますっ。←
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