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----朝----
ジリリリリィッッ!!
耳に響くベルの音で神子兎は目覚めた。
目覚ましに勢いよく手を乗せると、ベルの音を止めた。
ベッドから下りるとカーテンを開けた。
『っん~。良い朝ぁ』
そう神子兎が喋った後、数秒後。
ドスーーンッッ!!
低く鈍い音がした。
『へっ!?何、今の音!?リビングからしたよね…』
神子兎は周りを見回すと、武器になるような物を探した。
『これでいいかな』
神子兎が手に取ったのはほうき。
ギュッとほうきを握り締め、神子兎は恐る恐る部屋を出た。
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