第一章

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----朝---- ジリリリリィッッ!! 耳に響くベルの音で神子兎は目覚めた。 目覚ましに勢いよく手を乗せると、ベルの音を止めた。 ベッドから下りるとカーテンを開けた。 『っん~。良い朝ぁ』 そう神子兎が喋った後、数秒後。 ドスーーンッッ!! 低く鈍い音がした。 『へっ!?何、今の音!?リビングからしたよね…』 神子兎は周りを見回すと、武器になるような物を探した。 『これでいいかな』 神子兎が手に取ったのはほうき。 ギュッとほうきを握り締め、神子兎は恐る恐る部屋を出た。 _
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