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ラクーンシティの消滅から10年。
あれから、狂気の災害を人民が恐れるようになったのは当たり前のことだった。
地下で行われているテロリストへの細菌兵器の売買。
バイオテロは身近なものとなり、恐怖はさらに人々に身近になった。
悪魔の兵器。
T-ウイルス。
G-ウイルス。
T-ベロニカ。
ブラーガ。
それはすべて人々を脅かす存在となった。
しかし、それに立ち向かう組織がある。
対バイオテロ対策組織BASS。
人々はそれに一縷の望みを賭けた。
恐怖は認識をズラし、世界と狂気を隔絶させる。
何が目的で、世界を混乱させるのか。
何故、こんな世界でも救おうと思うのか。
答えは、未だにわからない。
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