序章

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小学6年の夏 私は昔からテニス馬鹿だった それは、たまに学校があるのさえ忘れるほどのテニス馬鹿 幸村や真田ほどの才能はなかったが 2人が認めるほどのテニス馬鹿だった 頭にはテニスしかなくて、 それ以外は興味持てなくて ペンを持つよりラケットを握る 時間が長いほど それで、よく2人に心配を・・・・・・いっぱいかけた・・・と思う しかし そんな私が意図も簡単に恋に落ちた 今日は収穫時期だったものをとりに畑に行っていた すると 畑はカラスに食べ散らかされていた。 そしてそれから、おあばぁさんに、道の案内をしてあげ。 そして今日はそのまま帰って、学校に行こうと、考えているといきなり 豪雨が降り始める 優美「痛いな・・」 するといきなり、ぬれなくなった 柳生「大丈夫ですか?もしよければこれを、使ってください」 と彼は自分の傘を差し出してきた 優美「え・・もらえませんよ」 柳生「風邪でも引いたら大変です。 使ってください。私なら大丈夫ですから」 そんな漫画のような台詞を、彼は恥じらいもなくどうどうという。 たったそれだけで 人生で初めて 恋に落ちた どんなに、周囲が恋の話を聞いても、興味をもてなかった私が、その人のことで、頭がいっぱいになった その人について、調べまくって テニスをやる時間を減らして 寝る時間を減らして 彼について調べて そして、彼に 告白した もちろん玉砕したけど 簡単に断られてしまったけど それはそうだろう、恋愛 ましてや告白なんて初めてだったから。 告白までの、順番がおかしかったと思う。 彼にとっては顔見知りでもない人から告白されたのだから 気持ちが悪いと思う でも それでも あきらめきれなかった 最初は柳生ヒロシくんの妹に取り入ることにして 彼とすこし話すようになった 彼はすごく優しい人だった そして、彼が通うだろう 立海に入ろうと決めた。 私立のお金は貧乏な私の家では 大変だったけど 勉強ができなくて 大変だったけど なんとかした 本当に母さんと弟といっチャン(幸村)、げん君(真田) に感謝をしてもしきれない気持ちになった
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