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昌浩は晴明達のやりとりなどきにせず浄化の儀式を行っていた。
「天照大神、月読命。この神達の加護を受け邪悪なる魂を浄化する・・・・・・」
「あまりさわぐなよ。安部晴明と十二将神ども」
「一つお聞きしてよろしいですか」
「・・・なんだ」
「昌浩が今、行っている浄化、いったいなにを浄化しているのですか?」
「・・・都だ。最近、地龍が暴れたな、ずいぶん前には窮奇が現れた。この都はずいぶんけがれた。だから地龍が暴れた。だから、昌浩に浄化をたのんだ」
「・・・なるほど」
皆が昌浩に注目した
「けがれを祓い、もとの聖地へと戻れ・・・・・・‼」
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