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「・・・・・・終わったか、昌浩」「なに?」「帰るぞ」
「白狼は?」「今、くる」「雪羅様‼昌浩‼」
「帰るぞ。白狼」
「はっ‼」
白狼は手から白く細長い包帯のような布を白狼、雪羅、昌浩の周りにまいた。
「昌浩‼」
おもわず晴明は自分の孫の名を叫んだ。
「・・・白狼、昌浩と共に先に帰っとおけ。私は、あのもの達と話がある」
「はっ‼」
雪羅だけを残し白狼、昌浩は消えた。
「おい」
ドスのきいた声が後ろから聞こえたので晴明達は後ろを振り向いた
「紅蓮」
「昌浩の記憶をなぜ消した、浄化の儀式とはなんだ」
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