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それはあまりに眩しくて
なかなか手が出せなくて
だから手に入れられなくて
僕は心を冷たくした
小さな心をしぼませて
無邪気なはずの胸の中
笑うこともできなくて
僕の声は消えた
寂しい 寂しい
思いはそれでも
向こう岸には届かず
瞳が揺れた
金縛りのような思いを
いつになったら吐き出せるか
考え悩んでみても
答えなんて出ないから
手のひらを前にだして
口を開いてみよう
いつか届くのかな
僕のこの思いが
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