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｢…わかった
直樹はその女の子に惚れちゃったんだな｣
｢うん そうみたい
まだドキドキしてる
でも…｣
｢でも なんだ？｣
｢好きだって意識したら
何も話せなくなっちゃって
さよならだけ言ってここへ来たんだ
彼女の事 何も聞けなかった｣
僕はまた健介のベットに飛び乗り
ばたばたと手足を動かした
｢直樹 ベットから下りるなら
俺が知ってる隣の女の子の情報を話すけど｣
｢えっ お 下りる ｣
｢ずいぶんベットが乱れたな｣
｢今 直すから待って｣
僕は慌ててベットのしわを綺麗に直した
｢直したよ 早く教えて｣
僕が健介に詰め寄ると奴はにやりと笑った
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