プロローグ

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俺は今雪の降る街の道路の真中で転んでいる…。 すまない、訂正します。 本当は倒れています。 数分前に俺は車に轢かれた…、はねられたのほうが正しいだろう。 俺をはねた車の持ち主は、すぐに駆け寄って来て、俺に何か言っているが、俺は何を言っているかわからない。 意識が遠くなる。 『俺、このまま死ぬのかなぁ…。』 3月の雪降る街で俺はそのまま気を失った。
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