プロローグ

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坂田銀時、白夜叉は戦場で天人と戦っていた 斬って斬ってー自分の身体には天人の返り血で真っ赤だった 天人の返り血だけのはずだった 「ぐぁっ!」 「銀時!」 迂闊だった ほんの一瞬深呼吸しようとしたら刺されたのだ 仲間の声が最後よく聞こえた けれどだんだん意識が薄らいでいく あぁ…俺は死ぬのか… 戦場で戦えば戦場で死んでいくのか 自分はあの人と同じ場所にはいけないだろう たくさん斬りすぎてしまったから… 幕府にはめられ処刑された吉田松陽恩師… あの人の場所には…
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