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彰と別れて、家に帰った……。
勿論、帰ったらまた、悪魔の掲示板について調べらるつもり。
翔「たっだいま~」
母「おかえり」
俺は靴を脱ぎ捨て、ドタドタと階段を駆け上って部屋に向かう。
母「翔!帰ったら手洗い、うがい、しなさいって言ってるでしょ!それに、なに?この靴の脱ぎ方は!」
翔「わかってるわかってる、後でやるよ」
母「後じゃ意味ないでしょーが、全く………。」
部屋に入ると早速パソコンの電源を入れる。
俺は制服を脱ぎ捨ててすぐに着替えた。
翔「昼間あれだけ調べたのに……結局出てこなかったなぁ……。はぁーっ、やっぱり、何か条件みたいのがあるのかな………。」
俺はいつも見ている掲示板にまたアクセスした。
翔「…………。だーめだ、ぜんっぜんわかんねぇ。……そうだ!」
ふと閃いたのが、新聞記事。
もし、過去に悪魔の掲示板のような事件が起こっているなら……新聞とかにも取り上げられているはずだ……。
早速、調べてみた………。
やっぱり………。
俺が見た記事は首の見つからない死体、腕の見つからない死体、中には心臓だけくりぬかれている死体、等どれも惨い内容ばかりだ………。
それらの死体はどれも、パソコンのそばに倒れていて、死ぬ直前までパソコンをやっていたという………。
その時だった…。
母「翔ーー、ご飯、早く降りてきなさーい」
ビクッ!!!
翔「ビックリした……脅かすなよ、お袋」
パソコンを中断して下へ降りていく。
姉「あんた、またいやらしいサイト見てたわね~」
翔「違うって、もう~姉ちゃんのバカ」
姉「バカって言った方がバカなのよ」
翔「ぷっ、ガキかよ姉ちゃん」
姉「あんたに言われたくないわよ」
母「ほらほら、喧嘩しない」
翔「ごっちそうさまー」
俺はドタドタと階段を登っていく……。
母「翔ーー!!自分が使った茶碗くらい片づけなさい!」
翔「ああ、はいはい」
俺は茶碗を片して部屋に戻った。
翔「しかし、今日は疲れた、寝よう」
バフッとベッドに倒れ込み眠りにつく………。
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