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彰と翔はネット喫茶に入っていった。
彰「なあ、翔、なんでネット喫茶なん?別に遊ぶならゲーセンとかでよくね?」
翔「なんでって決まってんだろ!探すんだよ!悪魔の掲示板を!」
彰「何興奮してんだよ、きめ~な、ってかお前ほんっとそういうオカルトネタ好きだよな~」
翔「キモいとは何だ!いいかね、彰君!オカルトネタはこの世の神秘だ!かみのひみつと書いて神秘だ!素晴らしいではないか!ハハハハ」
彰「いや………キャラ変わってるぞお前……。っていうかデカい声だすなよ」
翔「っと、そんなことはどうでもいいんだ、早く探そうぜ」
彰「でもさぁ、お前が言ってるその悪魔の掲示板?それって人を殺すんだよな?お前、そんなに憎い奴でもいんの?」
翔「いっ……いねぇけどよ……ただ面白そうだから……。」
翔が少し動揺してるように見えた……。翔「さっ早く探そうぜ、時間はいっぱいあるんだしさ」
彰「あぁ……そうだね~……。」
翔「なんだよ、乗り気じゃね~な、まぁ、いいや探すのはさっき言った通りだ、急に真っ黒な広告ウインドが出てくるらしい。それを探してくれ。」
彰「探すって言っても急に出てくるんじゃ探しようね~な」
翔「いいからいいから、さっ早く♪」
彰「はいはい…………。」
俺は適当に掲示板と入力し、探してみた………。
もう四時間位経っただろうか………黙々と悪魔の掲示板を探した……。
彰「ああ~、見つかんねー……っていうかさあ……オカルト的なもんなんだからさあ……こっちから探しても出てこないんじゃね?なんか出す為の条件とかあるんだよきっと。」
翔「ああ、条件かぁ……確かに一理あるかもな、もうやめるか。」
彰「そうだよ、やめようぜ!ゲーセン行こうゲーセン♪」
翔「よしっ、やめだ、やめ!行こうぜ彰」
そのまま俺達はゲーセンに行った
翔「彰、今日は付き合わせちまって悪かったな。」
彰「別にいいよ、学校行ってもどうせ反省文だったしな」
翔「それじゃあな、また明日、学校で」
彰「ああ、じゃあな」
翔と別れて家に帰る途中、俺は、あの掲示板の事が少し気になってしまっていた………。
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