お坊っちゃま

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「もしも『ちょっと、心ーっ!?』」 はい...そうですが、何か? 『あんた生きてるの? 大丈夫? 人身売買ーっ!!?』 あぁ...やっぱり混乱してる。 「あの、ちゃんと話すから落ちついて?」 『あ...うん。 生きてるなら細かいことはどーでもいいや。』 いや、それも悲しいかも。 『そんな事よりさ、編入手続き届けってのがあたしに来てるのよね。 柴合真咲って人からの手紙と一緒に。』 「え? 真咲さ...お兄ちゃんからの手紙?」 『うん、なんかね~心は柴合学院に編入することになりました。 ご迷惑でなければ、心の友達のあたしも一緒にどうかってさ。』 「あたしが...編入? そんなの知らないっ!!」
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