お坊っちゃま

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「きっ、きゃぁぁぁっ!!?」 思わず私は大絶叫っ!! でもそんな事はお構いなしに、裕也君は私を抱き上げた。 「昨日、夜這いするって宣言したじゃん? もぉ~忘れちゃった??」 ...夜這いってさ、夜にするんじゃないの? それとも、今の時間帯が朝だというのは私の勘違い?? そんな事を考えてる間にも、裕也君は食堂に向かって歩き続けている。 「あっ...あのっ! 私、自分で歩けますからっ。」 「良いから、心は黙って抱っこされてて? あんまり暴れると、落としちゃうよ?」 う...。 私は大人しく裕也君に食堂まで連れていってもらった。
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