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朝、母親に俺は起こされた。
「あんた今日から学校でしょ?はやく起きなさい!」
うるさい母親に無理やり布団を取られた俺はしかたなく下に降りた。
俺の部屋は二階にある。
…え?
俺が誰かって?
俺の名前は 山田 篤(あつし)
今日から高校生だ。
「行ってきます…」
俺は家を後にした。
「ふぁ~…ねみぃ」
朝は眠いしダルいためホントにテンションが上がらない。
「なにあくびしてんだよ!」
いきなり背中に衝撃が走った。
「しっかりしろよ!今日から高校生なんだぜ?」
「わかってるよ。」
いきなり来たこいつは 山本 晃(あきら)
俺の友達だ。
こいつは小さい頃から仲がいい…まあ親友ってやつだ。
「つかちんたら歩いてないではやく行こうぜ!?」
無理やり俺は腕を引っ張られた。
「わかったから引っ張るな…」
「おう!」
こいつは朝から元気だな~と思いながら一緒に学校へ行った。
これからあんな大変なことになるなんて俺はまだ何もわかっていなかった…。
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