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晃に急かされながら学校に着くと人集りができていた。
「篤!晃!」
「うん?」
後ろを向くと、手を振りながらやってくる少女がいた。
「おはよっ!」
「ああ、おはよ」
この少女の名前は 進藤 愛
俺と晃の幼なじみである。
「篤は何組?」
「まだ見てない…。」
「はやく見ようよ!」
愛に急かされながらクラスを見ると、三人一緒で一年四組だった。
つか俺って急かされてばかりだな…。
「一緒だな…。」
「俺は高校でも篤と一緒で良かったぜ」
「…私は?」
「もももちろん、あ、愛も一緒で良かったよ!」
「…よろしい♪」
「はぁー、愛はキレると何するかわかんねーから怖いよ…」
「だな…」
「何話してんの?はやく教室行こうよ♪」
「おう。」
とにかく三人一緒に教室に向かうことにした。
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