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乃亜「え?、私のあった?…何組、何組!?」
キョロキョロして、
私の目線の先を探す乃亜。
『ほら!6組っ』
乃亜「あ!ホントだ~、…ん?」
眉間にシワを寄せて
表を見てるみたい。
『どうかした?…』
乃亜「花恋も一緒~!!」
『え?…ホントに!?やった!』
乃亜と抱き合い喜んだ。
ほんと嬉しい!
杏奈「私、6組だっ!」
隣から聞こえた、
あの可愛い子ぶった
ムカつく、
嫌いな声…。
杏奈「花恋っ、よろしくね!」
『え、う…うんっ』
完全な作り笑顔。
だって嫌いなのに
いい笑顔ってできないもん。
そんな時、聞こえた…。
大好きな人の声。
山田「俺はー…、6組!」
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