支配者

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「あれじゃあ、イジメて下さいって言ってるようなもんじゃん」 乾いた笑みを浮かべる翔太に続いて、原田もうんうん頷く。 「毎日なんですよ…いい加減にしてほしいです…」 「…まったく、しょうもねー。翔太、帰るぞ」 「あ、待てよ潤!優くん、じゃあまたな」 俺が歩き出したのと同時に授業開始を告げるチャイムが鳴ったのだった。 .
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