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「ぎゃああああぁぁぁぁ~~~~~~~~ッ」
勢い良く上半身を起こして周囲を確認
右良し
左良し
「ふぅ。夢か」
周囲を確認してやっと落ち着くことができた
夢の内容はよく覚えてはいないが、確かホモのおっさんたちに囲まれて……。思い出すのはやめておこう。鳥肌がたってきた
「ところでここはどこなんだ?」
確か俺は…………
思い出せない。どうして俺はこんなところにいる?
「………………」
まったくもってわからない
それと、この女の子はいったい誰なんだ?
綺麗な娘。そう、地上の者とは思えない、そんな綺麗さを持っている
ここはどこなのか。この女の子は誰なのか。何もわからない
「俺は死んじまったのか」
こんな綺麗な女の子が転がっているのがこの世のはずがない
きっと、天使が俺の横で添い寝を……
「って、そんなわけないか」
なにかヤバ気な夢を見たせいで変なことを考えてしまった
俺は、苦笑いしながら立ち上がる
濡れた服が重く、砂にこびりつく感じが気持ち悪い
辺りを見渡すとそこは
一面の青
空との境目がわからないほど
やっぱり天国……なわけないよな
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