6人が本棚に入れています
本棚に追加
/128ページ
ある日高沢と電話をしている時だった。
高沢『ゆりって,みんなの前だと無理して頑張るタイプだろ??強く見せてるってゆうか』
ゆり『え??何で分かるの??』
高沢『分かるわ(笑)つうか分かりやすいよ(笑)』
ゆり『今までそんな事言われた事ないよ~(笑)』
高沢『マジ??しかも頑張りすぎて自爆するタイプ(笑)』
ゆり『何で分かるの!?あたし絶対人に見せないのに!!』
高沢『あははは分からない方が不思議だよ(笑)俺に分かるんだから(笑)』
ゆり『何かすごいね~!!』
ゆりは初めて思った。
自分の事を見透かされているような分かってくれる人っているんだなと。
この人すごいなと。
ゆりは高沢に一度もそんな姿を見せたつもりはなかった。
普段から人には見せないからだ。
いつでも人に,強く頼られる姉御タイプだと思われた。
でも本当は,甘えたいし素を見せれる人なんていなかった。
最初のコメントを投稿しよう!