二章 恋心

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『陸里ー!どこ!?誘拐!?』 「友達と寄り道。」 『なんだよー。バカー』 「切る。」 『陸……』ブツッ。 相変わらず馬鹿だ。 今はまだ6時にもなってない。 親バカ、否、シスコンにも 程がある。 「……えげつねぇ。」 「言っとけ。」 コイツもコイツ。 普通さ、彼女いるのに その親友と飯食うか? 脳みそおかしいんか。 そうか。 「やっぱり神野おもろい。」 「……は?」 また意味が分からなくなってきた。 大変です、花梨さん。 貴方の彼氏は宇宙人でした。
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