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今の時間は午後7時半。
花梨の家に初めに行ったのは
5時前。
約、2時間も行方知れず。
お互い、部屋に沈黙が流れる。
「悪いな……。」
「清水くんのせいじゃないから。」
思い沈黙。
破ってくれたのは兄。
「うわっ!暗いなー!ほら、ケーキ、紅茶も。
えっと清水くん……だっけ?」
ケーキと紅茶を机に置き、
清水くんに話し掛ける。
「俺は神野陸夜。陸里の兄貴ね。
妹よろしくな!」
「……は?」
「……え?」
清水くんと私の声が重なった。
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