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8時。
そろそろ帰ると言う清水くん。
玄関まで送る私。
「ん?ミキから着信があるな。」
「え?……あ、私にも三件も。」
「……五件。なんだ?」
清水くんがミキに電話をかける。
少し話した後、血相変えて
私の腕を掴んだ。
「何!?」
清水くんの言葉聞いて私は
記憶が飛びそうになった。
「花梨が見つかった!
病院だ!急ぐぞ!」
花梨。
どうしたの?
何があったの?
なんで病院にいるの?
泣きそうになるのを堪え、
私は清水くんと走った。
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