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「楽しいって、何が?」
「はいっ!待ってました!」
「……」
ガタンと大きな椅子の音を
立てながら、立ち上がる花梨。
なぜか、ガッツポーズで。
ため息が出そうだ。
「……私、貴方の男への興味の無さには正直驚いたわ。」
「何、急に気持ち悪い。」
確かに私は全くと言って
言い程、男に興味がない。
彼氏をつくろうと生まれて
一度も思ったことがない。
「そんな貴方に、私は合コンをセッティングしました!」
---………
----…………
「はぁ!?」
私の叫び声も虚しく、花梨は
ずっと笑ったままだった。
(勘弁してよ……)
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