○ある日の夢魔様●

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そこはクローバーの国にある、クローバーの塔の一室。 自分の執務室だった。 「フッフッフッ…どうだ! 私だってやれば出来るんだ!」 「ま…まさか…こんな日が来るなんて… 俺…俺は…ッ…」 その場の登場人物は二人。 執務室の自分のデスクで踏ん反り返るナイトメアと、机を挟んで立ち尽くしながら感涙に浸るナイトメアの部下グレイ。 (フム…どうやらこれはグレイの夢のようだな…) 「そんなに泣く事でも無いだろう…」
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