64人が本棚に入れています
本棚に追加
血を吐きながらも元気そうに叫ぶナイトメア。
「わわ、私は戻らないぞ!」
「しかし、貴方が居なければ仕事が終わりません。
貴方が夢に引き篭られてから、どれだけの書類が溜まっていると思われるのですか?
子供じゃないんですから…そろそろお戻り下さらないと…」
親が子を諭すような口調で、グレイはナイトメアを宥めようとする。
しかし、ナイトメアは子供の言い訳のような反論を始めた。
「ち…違ーう!
ただ引き篭って居た訳じゃない!」
「と、言いますと?」
「…そ…そう…出張してたんだ!
ハートの国に!」
最初のコメントを投稿しよう!