ミスチルは90年代が一番好き

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翌日。制服に着替えて朝御飯。 「お兄ちゃん、今日のお昼の卵焼き、美香が作ったんだよ。」 そうか、今日からは弁当か。ああ、バックがまた重くなる…。 「流。あなた、せっかく美香が可愛く報告してくれたんだから、何かリアクションはないの?」 リアクションしろと言われてやるリアクションは最早リアクションではないと思う今日この頃。でもまぁ仕方ない。義母さんの頼みだし、聞かないと…ヤラレル! ここはうまく演技して…。 「わーい、チョーウレシー。」 まぁ、俺には演技の才能なんてないわけで。結局言ってる本人が分かるほどの棒読みとなった。だめだ、義母さんの耳が節穴でもない限り誤魔化すのは不可能… 「あら、やれば出来るじゃない。」 節穴だった。 どう考えてもやって出来てねぇ…小学校の学芸会だってもう少し心を込めるわ! 「はぁ…義母さん、俺もう行くよ。」 俺はそういって席を立つ。 「あら、もう行くの?随分早いけど。」 「今日は生徒会朝礼があるから。」 生徒会朝礼。本来は毎週水曜日にやる生徒会から生徒に活動報告やボランティア募集の結果を伝えるのだが、今日は違う。何でも、生徒会長から新入生に話があるそうだ。
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